園長ブログ(14) 地味? とんでもない!

高見園長

こんにちは。動植物園長の高見です。

豊橋総合動植物公園・のんほいパークでは、およそ130種の動物を飼育しています。

チンパンジーやキリン、ペンギン、ヘビなど様々な動物を飼育していますが、飼育種に少しかたよりがあると考えています。アジアゾウやシロサイ、カバといった大型の哺乳類はたくさんいますが、手のひらに乗るような大きさの哺乳類や、カメやトカゲといった爬虫類はあまり飼育していませんし、イモリやカエルなどの両生類は1種もご覧いただけません。

園内写真

総合動植物公園全体を上空から撮った写真です。
広さを活かして、大型動物の飼育を中心に進めてきました。

 

小さな動物でも、驚くべき習性を見せてくれる動物がたくさんいます。また、少し苦手という方がおられる爬虫類や両生類でも、とても魅力的な動物がたくさんいます。あまり目立たなくても、動物園が守らなければならない動物がたくさんいます。

そのため、小さな哺乳類や爬虫類、両生類を、新たにいくつか仲間に加えます。
今、準備を進めています。暖かくなるころまでに、準備ができた動物からご覧いただけるようにします。

どんな動物が新しく仲間入りするか・・ それはまだ秘密です。お楽しみに。

動物

春ごろまでに、何度か訪ねてみてください。園内のあちこちで新しい出会いがあることと思います。すぐに目につくような動物ばかりではありませんので見過ごしてしまうかもしれませんが、じっくり探してみてください。

地味なイメージがある動物でも、よく見ると、その姿や動きに惹きつけられるということも多いはずです。また、多くの人が見向きもしない動物でも、絶滅の危機にあるものが少なくありません。
豊橋総合動植物公園・のんほいパークは、そのような動物たちにもスポットを当てて、皆さんにご紹介していきます。