もぐもぐ広場のヒツジたち

飼育員

今回はもぐもぐ広場にいるヒツジたちを紹介します。

もぐもぐ広場には5頭のヒツジがいます。

顔が黒い個体がサフォークの「ふわわ」と「もここ」です。

ふわわ

もここ

 

2頭とも今年の4月で3歳になる若い個体で、とても食いしん坊です。パッと見ではなかなか個体識別が難しいですが、おでこに白い毛が多く生えているほうが「もここ」です。

「ふわわ」のほうが食い意地が張っていて、飼育員が他の動物の餌が入っているバケツなどを持っていると取っ手を引っ張ったり、縁を咥えたりして餌を食べようとします。しかし、なぜかお客様の持っている餌には反応が悪く、たまにしか食べに行きません。一方の「もここ」はお客様の持っている餌を食べに行くことが多いのですが、飼育員を若干警戒しているのか、他の個体が近寄るまでは寄ってきませんでした。最近、顔の横の白と黒の毛の境目のところを触ってあげるようにしたら、自ら寄ってくるようになりました。

 

 

顔が白い個体がコリデールの「フウカ」「リンカ」「ホイップ」です。

フウカ

リンカ

ホイップ

 

まず、耳に赤い耳標がついている個体が、8歳の「ホイップ」です。5頭の中でも一番見分けやすく、お客様からもよく名前を呼んでもらえるのですが、飼育員含めて、人が苦手で距離間が2mより短くなると逃げます。座りながら近づいてみたり、好物の餌を持って近づいたりして慣れてもらおうと試してはいるのですが、なかなか上手くいきません。

「フウカ」と「リンカ」は今年の4月で13歳になります。ヒツジの平均寿命が10~12年ほどといわれているので、高齢の個体になります。顎の左にコブがあるのが「リンカ」です。「リンカ」は5頭の中で1番お客様の近くにいることが多く、餌もよく食べます。一方の「フウカ」はお客様の近くに行くことは少なく、逆に飼育員に餌をねだりに来ることが多いです。

 

基本的にはみんな食いしん坊ではあるものの、1頭1頭性格が違っておもしろいです。ぜひ、もぐもぐ広場に来て個体識別に挑戦してみてください。

 

最近、もぐもぐ広場のフォトスポットも新しく作り直しましたので、よろしければそちらもご利用ください。イラストは飼育員が書きました。

もぐもぐ広場担当