ニホンザル  ~今年生まれの子どもたちの紹介です~

飼育員

今年5月に生まれたニホンザルの「♂サブロー」と「♀レイカ」の近況を話したいと思います。

2年ぶりに赤ちゃんが誕生しました。10月であっという間に5ヶ月経ちます。

2頭は、順調に生育しており現在は、ミルクと少しずつですが餌も食べるようになりました。

 

 

 

お母さんに抱っこされて甘えたり自分で走ったり、ホースや枝に登ってぶらぶらしたり、

ジャンプしたりもしています。他の雌たちにあやしてもらうこともあります。

 

ある時、サブローは、群れのリーダーの「♂トミオ」の上に乗って遊んでいました。

トミオは、じっとして見守るようにしている姿が印象的でした。

 

 

今までで、びっくりさせられた事があります。「レイカ」がまだ生まれてまもない頃、

お母さんの近くに居ないことがあった時です。しばらく周りを見てもいないのです。心配して、展示場全体を見ると他の「♀カツヨ」に抱っこされて落ち着いていました。以後、時々見かけるので他の飼育係にも伝えました。なつっこい性格なのかな?(♂サブローは、一度も見たことがないです)と思っております。

また、レイカはお母さんに抱っこしてもらう時、背中やお腹に抱き着くのが一般的ですが右後足に抱きつきます。お母さんのアリカは24歳と高齢なので歩きづらそうにしています。いつまで見ることが出来るかな?

 

 

ニホンザルの子どもは、1歳くらいで離乳して子ども同士で遊ぶようになります。2歳のレイム♀と3頭で楽しく過ごしてくれる姿が楽しみです。無事に成長してくれるよう見守っていきたいと思います。

 

是非、見に来て下さいね。