ニホンザルの子どもたちの近況

飼育員

昨年(2022年)は♀3頭が産まれています。

マイリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナデ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミレイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在は自分で、餌を食べるようになってきていますが、まだまだお母さんからミルクを貰っています。3頭の中で最も甘えん坊は、カナデです。お母さんが移動してしまうと、甘えたなき声でキーキーと呼んでいることが時々見られます。

 

 

一昨年(2021年)産まれの個体を入れると、計5頭の子ザルたちがいて、2021年産まれの♂サブローと♀レイカは、顔立ちがハッキリしてきました。

サブロー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サブローは、好奇心旺盛で水洗い清掃中や餌やりの時に近寄ってこちらの様子をじっくり観察しに来ることもあります。レイカは、お母さんと一緒にいることが多く甘えん坊さんかなと思います。

子ザルたちは、遊びざかりで、木を入れると葉をむしって食べたり、枝にのっかったり、木のツルを持って引きずって一緒に走ったりと楽しそうですよ。また、ネットと日除けをあわせたものを登ったり、ジャンプして飛び乗ったり、ぶら下がっていたりもしてくれています。木や草を持ってかけまわったり、作ったものを使って遊んでくれると私のテンションもあがります。大人になると、なかなか遊んでくれないですので、子ザルたちのその姿を見ていると面白いですね。

子ザルたちは楽しんでいますが、子育てしているお母さんは、大変そうです。特に2年続けて出産し、2頭のお母さんであるムツミは、背中とお腹に子どもたちを乗っけて移動していたり、ミルクを与えていたりと忙しそうです。身体だけは、気を付けていて欲しいと思います。

子どもたちが無事に生育できるように、また親たちの健康管理も含めて、見守って行きたいと思います。

今年も新たな子ザルの姿が見られるのを楽しみにしています。