「3度目の新生活」

研究員

みなさん、こんにちは!

4月から新生活を迎えた皆さん。

新しい生活も落ち着いた頃でしょうか?

 

このブログを書いているのは、GW真っ最中。

みなさんの楽しそうな声が園内各地から聞こえてきます。

 

実は、私も新生活を迎えたひとりです。

そう、飼育エリアの異動です!

2年ぶり、3度目の。

野鳥、レッサーパンダ、パタスザルの担当から、アジアゾウ、マレーグマ、ヒグマ、爬虫類・両生類の担当になりました。

ざっくりいうと、アジアの動物ですね!

 

担当動物の話題になると、決まって「担当動物の数が多いですね!!」と言われるのですが、実はこれは一人分の担当動物の数ではありません。

動物園によっては、担当動物が1人1人に割り当てられていて、担当と代番としてペアを組んでいるところもありますが、のんほいパークではグループ制と言って、複数人で数種類の動物の飼育を担当しています。

これも、よく聞かれることですが、担当動物は選べません(笑)

 

そして、飼育方法の多くは、その動物の担当になって初めて知ることが多いです。

私も含め、多くの飼育担当者は、動物関係の大学・専門学校出身です。

なので、ざっくりとこんな動物ということは知っていても、担当になって初めてまじまじと見たり(同じ園内でもなかなか他のエリアに行く機会は少ないのです)、その動物について勉強することが多いです。あとは、同じ動物でもその土地によってあげ餌の種類も違います。

例えば、他の動物園では猛禽類にヒヨコやマウスを使うことが多いですが、のんほいパークではそれに加えてウズラを使っています。これは、ウズラの名産地・豊橋ならではですよね。野鳥園のハヤブサは、みなさんの目の前でウズラを食べることもあるので、野鳥園に立ち寄った際には、ぜひハヤブサの展示場を覗いてみてください。

 

担当のゾウやクマたちのことで同じようなお話ができるかなぁとふと考えてみたのですが、やっとゾウ達を見分けられるようになったぐらいの私には、まだ何も語れません。

まだまだ日々勉強です。

夏ごろには、みなさんにも楽しく動物のお話ができるようになっている頃でしょうか。

 

今年度は、担当動物が変わった飼育員が多い年だったので、動物にも協力してもらいながら、お互いに安全にいい関係が築けるように頑張っていますので、皆さんが園内で奮闘している飼育員、研究員を見かけたら温かく見守って頂けると幸いです。

 

新生活の動物研究員