担当動物が替わった時の楽しみ

研究員

みなさんこんにちは。

のんほいパークの飼育員ブログを見てくださりありがとうございます。

 

今回は、担当動物が替わった時の個人的な楽しみについて書きたいと思います。

 

のんほいパークの飼育員は定期的(数年毎)に担当替えが行われます。

いちばんの理由としては「動物園全体の業務を把握するため」。

持続可能な仕事の在り方を考えるためにも、とても大切だと思います。

(この仕事はこの人じゃなきゃできない ってことにならないように)

 

そんな理由で定期的に担当が替わるのですが、新しい動物種のことを覚えたり考えたりすることは毎回とても刺激的で楽しいです。

これはどの飼育員も同じだとは思うのですが、私は他の楽しみがあります。

それは飼育されていない生き物たちを見ること。

 

のんほいパークは広い敷地内にそれぞれの動物舎が点在しています。

それぞれのエリアで植栽などの植物の種類や環境も変わり、そこで見られる生き物(飼育動物じゃないよ、園内に自然に暮らしている生き物たちのこと)たちも変わります。

 

私はこれまでなかよし牧場付近を担当していましたが、春からはオーストラリア園、郷土エリア、ヤクシカ、ニホンカモシカ、コツメカワウソ、アムールトラ、サルデッキあたりで仕事をしています。仕事をしながら出会う生き物もこれまでとは違い、それがひそかな楽しみになっています。

 

ここからは最近出会った生き物たちを少し紹介します。

 

直翅目を捕らえたアシダカグモ(カンガルー舎の中)

 

おまけのケナガワラルー

 

アオサギ(コツメカワウソ前)

 

かっこいい!

 

スッポン(コツメカワウソ前)

 

ふ化したてのキマダラカメムシ(ヤクシカ横)

 

アカボシゴマダラ(ヤクシカ横)

 

ニホンカナヘビの卵とふ化した幼体(郷土の動物裏)

草刈りで場所を荒らしてしまったので隔離していたら孵化しました

 

ウシガエル(ツキノワグマ舎の堀)

 

おまけのツキノワグマ(獣舎からの写真)

 

おまけのアムールトラ(獣舎からの写真)

 

ここで紹介した生き物たちは在来種であったり外来種であったりさまざまです。

 

現在、豊橋市自然史博物館では「エイリアンプラントバスターズ~侵略的外来植物対策展~」を開催していますが、外来生物の対策には早期発見が大切です。

 

みなさんもぜひ身のまわりにどんな生き物がいるのかを気にしてみてください。

 

早期発見につながるかもしれません。

 

 

 

きれいにまとまった気がする・・。

 

 

飼育員M