６月１９日に浜松市動物園から来園したアムールトラのアースですが、大変警戒心が強く、
来園から1か月ほど経過した現在でも放飼場に出ることができていません

アースの放飼練習は当園の寝室に慣れてきた頃から、毎週休園日に行ってきました。

アースは放飼場に興味がないわけではないようで、出入り口から顔を覗かせて放飼場に生えている草を口にしたり、
風通しのいい場所から放飼場を眺めている様子を見せてくれていますが、興味よりも警戒心の方が勝ってしまうのか
外に出るまでには至っていません。
最近では休園日だけではなく、平日の閉園後にも放飼練習を行っていますが、放飼場に馴れるまでにはまだまだ時間が
必要な印象です。

そのため、次のステップとして、アースが放飼場に馴れる時間を増やすために、出入り口の扉に付いていた板をはずし
て外が見えるようにすることとしました。これによって、アースの姿がご覧いただける場合もありますが、
大声を出すなどアースが驚くような行為についてはご遠慮いただきますようお願いいたします。

アースの放飼練習については、今後も安全性を考慮しつつ、アースの負担にならないよう彼のペースで行ってまいりますので、
温かく見守っていただきますようお願いいたします。