お知らせ・イベント
2024.12.25
ルリカケスがお目見え
お知らせ
動物園
国の天然記念物に指定されている“ルリカケス”の飼育展示を開始しました。
国内の繁殖計画に基づいて、恩賜上野動物園で繁殖した個体を受け入れています。
ルリカケスは、名前のとおり頭や翼、尾羽が瑠璃色で、体の上部や腹部が赤紫色をした美しい鳥です。ご来園の際は、ぜひバードエリアにお立ち寄りください。
◆個体の詳細 ルリカケス 性別オス 令和4年4月19日 恩賜上野動物園生まれ
◆飼育場所 バードエリア 禽舎
ルリカケス (Garrulus lidthi):奄美諸島に分布し、生息個体数は1,000~5,000羽程度と考えられている。雌雄同色で頭部、胸、翼、尾は青紫色の羽を持つ。嘴は太く淡黄色で基部は青みがある。体上部、腹部などは赤紫色で、尾羽の先は白斑がある。島内の照葉樹天然林を中心に、農耕地 や海岸など広く分布。食性は雑食性で、ドングリなどの種子や、昆虫、小動物から、果物類、サツマイモなどの根菜類などを食べる。繁殖時期は1月~5月で、樹洞などに1~6個産卵。国の天然記念物、鹿児島県レッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類。