こんにちは。アフリカ園担当です。
初夏ですね。
朝晩はまだ少しひんやりするときもありますが、日中は暑さを感じるようになってきました。そして、暑くなるにつれて昼の明るい時間も長くなってきました。もうすぐ「夏至」ですね。
今年は6月21日が夏至ですが、実はアフリカ園の動物で夏至と関わりのある動物がいるんですが、皆さんわかりますか?
それは「キリン」です。
6月21日(夏至)は「世界キリンの日」なんです。
これは「1年で昼が最も長い日」に「最も首が長い動物のキリン」について知ってもらおうとキリン保全財団によって制定されました。
動物園では人気者のキリン…
ですが、野生のキリンは生息数を減らしているんです。
1985年には約15万頭でしたが、2015年には約10万頭にまで減ってしまいました。
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにも掲載され現在は、VU(危急種)になっています。
キリンはゾウやサイなどの動物とくらべると注目される機会が少ないために「静かなる絶滅」に向かっているといわれています。
生息数を減らしている原因は、密猟や生息地の減少、病気や事故といったことが考えられます。
これらの原因は人間の活動が大きく関わっています。
どうしたらこの問題を解決できるでしょうか?
6月21日はキリンのことを少しでも考える1日になってほしいなと思います。
あ、ちなみに6月21日は「冷蔵庫の日」でもあるそうです(笑)